杉浦国頭(読み)すぎうら くにあきら

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「杉浦国頭」の解説

杉浦国頭 すぎうら-くにあきら

1678-1740 江戸時代中期の国学者。
延宝6年8月12/23日生まれ。遠江(とおとうみ)(静岡県)浜松の諏訪神社大祝(おおはふり)(神職)。荷田春満(かだの-あずままろ)に入門,春満の姪(めい)真崎と結婚。国学を遠江,三河にひろめた。門人賀茂真淵(かもの-まぶち)。元文5年4/6月4日死去。63歳。本姓は渡辺。初名は忠成。通称は大学。号は志水。著作に「伊勢物語講義抄」「日本書紀神代巻講義抄」など。

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367日誕生日大事典 「杉浦国頭」の解説

杉浦国頭 (すぎうらくにあきら)

生年月日:1678年8月12日
江戸時代中期の歌人;浜松諏訪神社の神主
1740年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の杉浦国頭の言及

【賀茂真淵】より

…32年実父政信が没したのち,梅谷家を出て学問の道にすすむ。真淵は11歳より,荷田春満(かだのあずままろ)の門人杉浦国頭(くにあきら)について手習いをはじめる。22年に春満は江戸下向の途中,杉浦家に滞在,このとき真淵は春満に会っているはずである。…

※「杉浦国頭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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