杉浦宗三郎(読み)スギウラ ソウザブロウ

20世紀日本人名事典 「杉浦宗三郎」の解説

杉浦 宗三郎
スギウラ ソウザブロウ

明治〜昭和期の土木技術者 鉄道院技監。



生年
明治3年12月13日(1871年)

没年
昭和12(1937)年12月10日

出身地
讃岐国(香川県)

旧姓(旧名)
雨森

学歴〔年〕
帝国大学工科大学土木工学科〔明治27年〕卒

学位〔年〕
工学博士〔大正8年〕

経歴
雨森宗益の三男に生まれ、のち杉浦つねの養子となる。明治27年日本鉄道会社に入り、39年社命で欧米の鉄道界を視察し、帰国後、40年鉄道院技師となる。以来、東京鉄道管理局営業課長兼運輸船舶課長、同研究所主任を経て、理事、工務局長に進み、大正8年技監に就任、同年工学博士の学位を受けた。のち実業界に入り東京瓦斯常務ほか、日本精工などの重役を務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「杉浦宗三郎」の解説

杉浦宗三郎 すぎうら-そうざぶろう

1871*-1937 明治-昭和時代前期の土木技術者。
明治3年12月13日生まれ。40年鉄道院技師となる。理事,工務局長をへて大正8年技監。のち東京瓦斯(ガス)常務。昭和12年12月10日死去。68歳。讃岐(さぬき)(香川県)出身。帝国大学卒。旧姓は雨森。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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