杉野孫七(読み)すぎの まごしち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「杉野孫七」の解説

杉野孫七 すぎの-まごしち

1867*-1904 明治時代の軍人。
慶応2年12月19日生まれ。明治19年海軍にはいる。日露戦争に上等兵曹として出征。広瀬武夫指揮する福井丸にのりくみ旅順港閉塞戦に参加し,明治37年3月27日戦死。39歳。兵曹長にすすむ。文部省唱歌「広瀬中佐」の歌詞で「杉野は何処(いずこ)……」とうたわれた。伊勢(いせ)(三重県)出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の杉野孫七の言及

【広瀬武夫】より

…日露開戦後第1回旅順閉塞隊に参加。第2回にも福井丸を指揮して参加し,乗船がロシア駆逐艦の魚雷と自爆によって沈没しかかり,退船しようとしたとき,上等兵曹杉野孫七がいないのに気づき,単身船内を捜索ののち端舟に移り引き揚げるとき,砲弾の直撃をうけ一片の肉片を残しただけで戦死した。果敢な作戦への2度の参加と部下思いの真情が報じられると軍神広瀬中佐の名はたちまちに高まり,文部省唱歌《広瀬中佐》は永く愛唱された。…

※「杉野孫七」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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