李珍宇(読み)イ ジヌ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「李珍宇」の解説

李珍宇 イ-ジヌ

1940-1962
昭和15年2月28日在日朝鮮人2世として東京に生まれる。昭和33年都立小松川高在学中に同校女生徒を殺害し,逮捕後,別の殺人についても自供未成年,在日2世の犯罪として注目され,減刑運動が展開されたが死刑確定,昭和37年11月16日処刑された。23歳。心境をつづった書簡が「李珍宇全書簡集」にまとめられた。日本名は金子鎮宇。

李珍宇 り-ちんう

イ-ジヌ

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android