村山籌子(読み)ムラヤマ カズコ

20世紀日本人名事典 「村山籌子」の解説

村山 籌子
ムラヤマ カズコ

昭和期の児童文学作家



生年
明治36(1903)年11月7日

没年
昭和21(1946)年8月4日

出生地
香川県高松市

旧姓(旧名)
岡内

学歴〔年〕
自由学園高等科(1期生)卒

経歴
自由学園在学中、羽仁もと子に認められ、卒業後、婦人之友社入社記者として活動。のち同社の「子供之友」編集に携わり、寄稿家となる。大正13年同誌にさし絵を描いていた村山知義と結婚。作品に「泣いてゐるお猫さん」「あめくん」「こほろぎの死」などがあり、没後「ママのおはなし」が発刊された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 旧姓 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「村山籌子」の解説

村山籌子 むらやま-かずこ

1903-1946 昭和時代の児童文学作家。
明治36年11月7日生まれ。羽仁もと子にみとめられ,「子供之友」に寄稿動物野菜などを主人公に,ユーモアと機知あふれる幼年童話を創作,夫の村山知義(ともよし)が挿絵をえがいた。昭和21年8月4日44歳で死去。同年8月末に短編集「きりぎりすのかひもの」が刊行された。香川県出身。自由学園卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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