束草(読み)そくそう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「束草」の意味・わかりやすい解説

束草
そくそう / ソクチョ

韓国大韓民国)、江原道北部の海岸沿い(日本海側)にある都市。面積105.25平方キロメートル、人口8万7880(2000)。1963年に市に昇格した。韓国の最北端に位置する漁場の中心漁港として発達している。沿海では明太(メンタイ)(スケトウダラ)、イカ、サンマの漁獲が多い。水産業に関連する造船製氷冷凍業が盛んである。付近には雪岳山国立公園、束草海水浴場、永郎湖などの観光資源が多い。ソウルまで高速バスと定期航空路が開設されている。

[張 保 雄]

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百科事典マイペディア 「束草」の意味・わかりやすい解説

束草【そくそう】

韓国,江原道北部の日本海岸にある漁港都市。38度線の北にあり,朝鮮戦争で韓国領となった。北を故郷とする住民が多く住む。韓国屈指の名勝地雪岳山国立公園への入口でもある。イカ,メンタイ,イワシなどの漁獲が多く,冷凍,缶詰油脂肥料などの水産加工工場がある。8万5000人(2005)。

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