束見本(読み)ツカミホン

精選版 日本国語大辞典 「束見本」の意味・読み・例文・類語

つか‐みほん【束見本】

  1. 〘 名詞 〙 製本のとき、本の厚みを確認するため、用紙・枚数などを実際通りにして試作する見本。表紙カバー化粧箱などの寸法を決定する基となる。
    1. [初出の実例]「厚いボール紙を何枚か本のかたちに切ってはり合わせて、ツカ見本をつくります」(出典:壺中庵異聞(1974)〈富岡多恵子〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ASCII.jpデジタル用語辞典 「束見本」の解説

束見本

本の中身白紙だが、実際の製本時と同じ紙で製作された見本のこと。ページ数や厚さが正確に判断できる。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android