東国三葉躑躅(読み)トウゴクミツバツツジ

デジタル大辞泉 「東国三葉躑躅」の意味・読み・例文・類語

とうごく‐みつばつつじ【東国三葉躑躅】

ツツジ科の落葉低木。本州中部以北の山地自生。葉は枝の先に3枚ずつつき、広卵形。5月ごろ葉の出る前に、紫色の花を横向きにつける。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「東国三葉躑躅」の意味・読み・例文・類語

とうごく‐みつばつつじ【東国三葉躑躅】

  1. 〘 名詞 〙 ツツジ科の落葉低木。本州の中部以北の山地に生え、また、庭木とされる。高さ二~三メートル。葉は枝先に三個輪生し、長さ五~八センチメートルの菱状広卵形、葉柄葉脈に長い軟毛がある。五月頃、葉に先立って紅紫色の花を多数横向きにつける。花冠は径三~四センチメートル。花柱の下半部に腺毛があり、雄しべは一〇個。果実蒴果細毛がある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「東国三葉躑躅」の解説

東国三葉躑躅 (トウゴクミツバツツジ)

学名Rhododendron wadanum
植物。ツツジ科の落葉低木,園芸植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android