山川 日本史小辞典 改訂新版 「東大寺大仏殿」の解説
東大寺 大仏殿
とうだいじだいぶつでん
752年(天平勝宝4)に創建されたが,1180年(治承4)平家の南都焼打で炎上し,重源(ちょうげん)が95年(建久6)に再建。1567年(永禄10)再び焼かれ,1705年(宝永2)に再建。江戸時代の再建では東西2間ずつ縮小し,正面5間,奥行5間で1間の裳階(もこし)をめぐらす。鎌倉時代の再建時に採用された大仏様を継承する。国宝。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報