東海道宿村大概帳(読み)とうかいどうしゆくそんたいがいちよう

日本歴史地名大系 「東海道宿村大概帳」の解説

東海道宿村大概帳
とうかいどうしゆくそんたいがいちよう

三一巻

成立 江戸後期

写本 逓信総合博物館

解説 東海道各宿の宿勢や街道様子を記したもの。宿村大概帳江戸幕府が管轄する五街道とその付属街道ごとに作成された。各宿について宿高、町並、人数・家数、本陣脇本陣の規模と数、旅籠数、人馬賃銭、宿建人馬数と継立方法、朱印地・除地などが記されている。次宿までの往還筋については、往還掃除町場の村名、並木一里塚橋梁・樋・用水・立場などを記し、雑之部では街道筋の村々の生業などを掲げる。

活字本 「近世交通史料集」四

東海道宿村大概帳
とうかいどうしゆくそんたいがいちよう

三一巻 幕府道中奉行所編

成立 江戸後期

写本 逓信総合博物館

解説 道中奉行が管轄する五街道および付属の脇街道の各宿について、宿高・宿域・人別・家数・地子免許・駄賃・人足賃などの宿勢のほか、沿道諸村の様子を記す。近江の東海道五宿は近世交通史料集四に収載

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報