デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「東胤氏」の解説 東胤氏 とう-たねうじ ?-1530 室町-戦国時代の武将,歌人。東常縁(つねより)の子。はじめ足利政知(まさとも)に,のち今川氏につかえる。父の弟子宗祇(そうぎ)から古今伝授をうけ,文亀2年には病中の宗祇から「古今和歌集」の奥秘を返伝される。今川氏親(うじちか)に協力し,「続五明題(しょくごめいだい)和歌集」を編集した。享禄(きょうろく)3年6月5日死去。法名は素純。著作に「かりねのすさみ」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例