日本大百科全書(ニッポニカ) 「東莱」の意味・わかりやすい解説 東莱とうらい / ドンル 韓国(大韓民国)、釜山(ふざん)広域市の北部に位置する区。1942年に釜山府に編入、57年に東莱区になった。面積16.7平方キロメートル、人口28万9183(2000)。製造工場が多く、繊維、化学、機械などの中小企業が集まる。東莱温泉、金剛公園、動物園、植物園、金井(きんせい)山城、民俗村、梵魚(ぼんぎょ)寺などの名勝や観光地が多い。[邢 基 柱][参照項目] | 釜山 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
百科事典マイペディア 「東莱」の意味・わかりやすい解説 東莱[温泉]【とうらい】 韓国,慶尚南道,釜山の北東,金井山南麓にある温泉。弱アルカリ食塩泉。51〜56℃。100年前から利用されていたといわれ,嶺南屈指の名泉として有名。近くには李朝初期に日朝貿易の拠点だった倭館がある。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報