東関(読み)トウカン

精選版 日本国語大辞典 「東関」の意味・読み・例文・類語

とう‐かん‥クヮン【東関】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙 東方にある関所。特に京都の東にあったところから逢坂の関をいう。
    1. [初出の実例]「昨日は東関の麓にくつばみをならべて十万余騎」(出典:平家物語(13C前)七)
  2. [ 2 ] 関東のこと。また、鎌倉幕府をさすことがある。
    1. [初出の実例]「卿相羽林の花の族ら落て遠く東関の東に散す」(出典:海道記(1223頃)池田より菊川)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む