松小池村(読み)まつこいけむら

日本歴史地名大系 「松小池村」の解説

松小池村
まつこいけむら

[現在地名]浜松市松小池町・中野町なかのまち流通元町りゆうつうもとまち

大明神だいみようじん村の北西、天竜川右岸の沖積平野に位置。豊田郡に属する。東海道が通る。「遠江国風土記伝」に「古の松之浦島の旧跡なり」とある。松平忠頼領郷村帳に松ノ小池村とみえ高一九二石余、田一一町九反余・畑九町三反余。元和五年(一六一九)の池田川西代官所高帳には小池村とみえる。領主変遷は大明神村と同じ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android