デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松岡万」の解説 松岡万 まつおか-よろず 1838-1891 幕末-明治時代の武士,官吏。天保(てんぽう)9年生まれ。旗本鷹匠(たかじょう)組頭の家に生まれ,山岡鉄舟(てっしゅう)と親交があった。維新後,徳川家達(いえさと)にしたがい駿河(するが)(静岡県)にうつる。水利路程掛などをつとめ,村人の争いに公平的確な裁決をし,生前から「松岡さま」とあがめられた。明治8年警視庁に出仕。明治24年3月15日死去。54歳。江戸出身。号は古道。名は「つもる」「むつみ」ともよむ。 松岡万 まつおか-むつみ ⇒まつおか-よろず 松岡万 まつおか-つもる ⇒まつおか-よろず 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例