デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松本古堂」の解説 松本古堂 まつもと-こどう 1819-1878 幕末-明治時代の儒者,医師。文政2年2月10日生まれ。九州の亀井昭陽,京都の摩島松南,江戸の梁川星巌(やながわ-せいがん),安積艮斎(あさか-ごんさい)にまなび,出雲(いずも)(島根県)杵築(きつき)の千家家と北島家につかえる。頼三樹三郎(らい-みきさぶろう)らと親交をもち,勤王のためにつくした。安政5年星巌の死をみとり,晩年は杵築で勇塾をひらいた。明治11年1月死去。60歳。出雲出身。名は元裕。字(あざな)は士竜。通称に巌(いわお),暢元など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例