松村栄子(読み)マツムラエイコ

デジタル大辞泉 「松村栄子」の意味・読み・例文・類語

まつむら‐えいこ【松村栄子】

[1961~ ]小説家静岡の生まれ。本姓朝比奈出版社などの勤務を経て創作活動に入る。「至高聖所(アバトーン)」で芥川賞受賞。他に「僕はかぐや姫」「紫の砂漠」「詩人の夢」など。

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関連語 詩人 砂漠

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松村栄子」の解説

松村栄子 まつむら-えいこ

1961- 平成時代の小説家。
昭和36年7月3日生まれ。出版社,コンピューター会社勤務をへて,文筆生活にはいる。平成2年「僕はかぐや姫」で海燕新人文学賞。4年大学の学生寮舞台にアンバランスな年ごろの女性の心理をえがいた「至高聖所(アバトーン)」で芥川賞をうけた。静岡県出身。筑波大卒。本名は朝比奈栄子。著作ほかに「僕はかぐや姫」「Talking アスカ」など。

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