20世紀日本人名事典 「松村貞雄」の解説 松村 貞雄マツムラ サダオ 明治・大正期の外交官 浦潮在勤総領事。 生年慶応4年9月6日(1868年) 没年大正12(1923)年2月21日 出生地土佐国土佐郡鴨部村(高知県) 学歴〔年〕和仏法律学校(現・法政大学)卒 経歴土佐藩士の二男に生まれる。外務省に入り、外交官として華南、満州、ヨーロッパ各地に駐在。義和団事変のときは上海、日露戦役のときはヨーロッパに在って活躍、漢口領事時代には長沙事件ならびに第一革命に遭遇して手腕をふるう。また初代長春領事として赴任後、大正10年シベリア出兵中は軍司令部附外交官として北樺太に駐在。撤兵の際は浦潮在勤総領事となり、撤兵終了後過労が原因で没した。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松村貞雄」の解説 松村貞雄 まつむら-さだお 1868-1923 明治-大正時代の外交官。慶応4年9月6日生まれ。中国,ヨーロッパ各地に駐在。大正10年のシベリア出兵時は軍司令部付外交官として北樺太に駐在。撤兵の際はウラジオストク総領事をつとめた。大正12年2月4日死去。56歳。土佐(高知県)出身。明治法律学校(現明大)卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by