松沢義章(読み)まつざわ よしあきら

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松沢義章」の解説

松沢義章 まつざわ-よしあきら

1791-1861 江戸時代後期の国学者。
寛政3年生まれ。信濃(しなの)(長野県)上諏訪(かみすわ)で金銀,べっこうをあきなう。佐藤一斎にまなび,天保(てんぽう)4年43歳で平田篤胤(あつたね)の門にはいる。高野長英,最上(もがみ)徳内,平田銕胤(かねたね)らと親交があり,地方史の研究もおこなった。万延2年2月2日死去。71歳。通称は四郎右衛門。屋号丸屋。号は鵞湖山人など。著作に「春秋大意」「洲羽(すわ)国考」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む