松田 常憲(読み)マツダ ツネノリ

20世紀日本人名事典 「松田 常憲」の解説

松田 常憲
マツダ ツネノリ

大正・昭和期の歌人



生年
明治28(1895)年12月1日

没年
昭和33(1958)年3月13日

出生地
福岡県甘木市秋月町

学歴〔年〕
国学院大学高師部国漢科卒

経歴
教員生活をしながら、中学時代から短歌を作り、大正6年「水甕」に参加、のち同誌3代目主宰者となる。15年「ひこばえ」を刊行。他の歌集に「三径集」「好日」「春雷」「凍天」「長歌自叙伝」「秋風抄」などがある。昭和22年教員を辞し、以後は著作に専念した。長歌体で新生面を開拓し、「長歌自叙伝」は芸術院賞候補に挙げられた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android