板谷宮吉(読み)イタヤ ミヤキチ

20世紀日本人名事典 「板谷宮吉」の解説

板谷 宮吉
イタヤ ミヤキチ

明治・大正期の実業家 樺太銀行頭取



生年
安政4年5月(1857年)

没年
大正13(1924)年5月13日

出生地
越後国(新潟県)

出身地
北海道

経歴
越後に生まれ、明治3年北海道に渡る。小樽海運に従事して成功し、北海道沿岸の定期航路を開設。32年板谷合名(のちの板谷商船)を設立倉庫醸造鉱業農業漁業などの諸業を営み事業の地盤を築き、44年日本‐ハワイ間の定期航路を開く。樺太銀行を創立し頭取を務めた。また小樽商業会議所議員、小樽区議、その他の要職につき貢献した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「板谷宮吉」の解説

板谷宮吉 いたや-みやきち

1857-1924 明治-大正時代の実業家。
安政4年5月生まれ。明治3年北海道にわたる。小樽で海運に従事して成功し,北海道沿岸の定期航路を開設。32年板谷合名(のちの板谷商船)を設立,44年日本-ハワイ間の定期航路をひらく。樺太(からふと)銀行を創立し,頭取をつとめた。大正13年5月13日死去。68歳。越後(えちご)(新潟県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む