林清節(読み)リンセイブシ

デジタル大辞泉 「林清節」の意味・読み・例文・類語

りんせい‐ぶし【林清節】

歌念仏一派寛文元禄(1661~1704)ごろに京都で活躍した日暮ひぐらし林清が創始。浄瑠璃各派の曲節にも取り入れられた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「林清節」の意味・読み・例文・類語

りんせい‐ぶし【林清節】

  1. 〘 名詞 〙 説経節一つ江戸時代説経節の名手日暮八太夫の門人日暮林清の創始した歌念仏の節。
    1. [初出の実例]「説経は小栗判官林清(リンセイ)ぶしに涙をこぼし」(出典浮世草子・昼夜用心記(1707)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android