デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「柏原謙好」の解説 柏原謙好 かしわばら-けんこう 1808-1873 江戸後期-明治時代の医師。文化5年生まれ。長崎でシーボルトにまなび,大坂で開業。嘉永(かえい)2年(1849)オランダ商館の医師モーニッケがもたらした痘苗をつかい,郷里の讃岐(さぬき)(香川県)ではじめて種痘を実施。翌年高松藩医となり,維新後は高松病院種痘局長をつとめた。明治6年3月10日死去。66歳。本姓は鴨。名は毅。字(あざな)は玄弘。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例