柏台1遺跡(読み)かしわだいいちいせき

日本歴史地名大系 「柏台1遺跡」の解説

柏台1遺跡
かしわだいいちいせき

[現在地名]千歳市柏台

火砕流台地の末端部に分布する千歳古砂丘を基盤とする微高地(約一七メートル)上に立地する後期旧石器時代の開地遺跡。平成七年(一九九五)確認され、同九、一〇年に調査された。遺物包含層は地表下約四メートル、降下年代が一・六万から一・九万年前と推定される恵庭a降下軽石層の下位。約二メートルと厚く堆積した軽石層に覆われ、さらにその後の地下水位の上昇により遺物遺構埋没林などが良好な状態で遺存していた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android