柏台1遺跡(読み)かしわだいいちいせき

日本歴史地名大系 「柏台1遺跡」の解説

柏台1遺跡
かしわだいいちいせき

[現在地名]千歳市柏台

火砕流台地の末端部に分布する千歳古砂丘を基盤とする微高地(約一七メートル)上に立地する後期旧石器時代の開地遺跡。平成七年(一九九五)確認され、同九、一〇年に調査された。遺物包含層は地表下約四メートル、降下年代が一・六万から一・九万年前と推定される恵庭a降下軽石層の下位。約二メートルと厚く堆積した軽石層に覆われ、さらにその後の地下水位の上昇により遺物遺構埋没林などが良好な状態で遺存していた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む