染抜く(読み)ソメヌク

デジタル大辞泉 「染抜く」の意味・読み・例文・類語

そめ‐ぬ・く【染(め)抜く】

[動カ五(四)]模様地色のままに残し、他の部分を染める。「家紋を―・く」
[類語]染める染め出す染め分ける染め上げる染め変える染め返す染め直す

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「染抜く」の意味・読み・例文・類語

そめ‐ぬ・く【染抜】

  1. 〘 他動詞 カ行五(四) 〙
  2. 十分に濃く染める。十分にその色に染まらせる。
  3. 模様をもとの地色のままにして、他の部分を染める。地の部分だけを染める。また、模様などをくっきりと染め上げる。
    1. [初出の実例]「踏馬(ふみうま)御免と染(ソメ)ぬきたる紺の腹掛して」(出典談義本・華鳥百談(1748)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android