デジタル大辞泉 「染める」の意味・読み・例文・類語
そ・める【染める】
1 染料などを使って色をつける。また、しみこませて色や模様をつける。「髪を―・める」「セーターを赤く―・める」
2 光などが、あたりの色を変える。ある色にする。「紅葉が照り輝くように野山を―・める」「夕日が家々の白壁を赤く―・めている」
3 (恥ずかしさなどのために)顔を赤らめる。「恥じらいでほおを―・める」
4 そのことに関心を寄せる。思いを深くする。「陶器に心を―・める」
5 (「手をそめる」の形で)あることにとりかかる。着手する。「悪事に手を―・める」
6 (「筆をそめる」の形で)書きはじめる。また、(筆で)絵や字を書く。「小説に筆を―・める」
[類語](1)染め抜く・染め出す・染め分ける・染め上げる・染め変える・染め返す・染め直す/(2)彩る・染まる・