柳屋又七(初代)(読み)やなぎや またしち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「柳屋又七(初代)」の解説

柳屋又七(初代) やなぎや-またしち

?-1801 江戸時代中期-後期の殖産家。
安芸(あき)(広島県)の人。明和4年(1767)太田川河口の江波(えば)島で小笹をつかった竹ひびによる海苔(のり)養殖に成功。島全体にひろめ,広島海苔の名をたかめた。享和元年7月15日死去。2代目,3代目も養殖技術の改良,販路開拓につくした。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android