柳沢保申(読み)やなぎさわ やすのぶ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「柳沢保申」の解説

柳沢保申 やなぎさわ-やすのぶ

1846-1893 幕末-明治時代の大名,華族
弘化(こうか)3年3月26日生まれ。柳沢保興(やすおき)の子。嘉永(かえい)元年3歳で大和(奈良県)郡山(こおりやま)藩主柳沢家6代となる。和宮が江戸にむかったときの警固,天誅(てんちゅう)組の追討などにあたる。維新後は久能山東照宮などの宮司(ぐうじ)をつとめ,第六十八国立銀行を創立した。伯爵。明治26年10月9日死去。48歳。通称は時之助。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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