柴崎林左衛門(読み)しばざき りんざえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「柴崎林左衛門」の解説

柴崎林左衛門(2代) しばざき-りんざえもん

1741-1798 江戸時代中期-後期歌舞伎役者
寛保(かんぽう)元年生まれ。初代沢村宗十郎の門人で,大坂竹田芝居をつとめる。安永6年初代嵐雛助(ひなすけ)の許しをえて,2代柴崎林左衛門をつぐ。実悪(じつあく)を本領とし,実事(じつごと)と敵役も演じた。寛政10年1月6日死去。58歳。前名は沢村太吉(2代)。俳名は四岳。屋号大坂屋

柴崎林左衛門(4代) しばざき-りんざえもん

?-? 江戸後期-明治時代の歌舞伎役者。
3代嵐吉三郎の門人で,明治3年4代柴崎林左衛門をつぐ。のち本名の大谷竜左衛門にあらためる。京阪の芝居で主として敵役をつとめた。前名は嵐大十郎,嵐吉十郎,嵐吉右衛門。俳名は鬼丈。屋号は河内屋,明石屋

柴崎林左衛門(初代) しばざき-りんざえもん

?-1722 江戸時代前期-中期の歌舞伎役者。
貞享(じょうきょう)から享保(きょうほう)にかけ京坂の舞台活躍若衆方から立役(たちやく)に転じ,武道実事(じつごと)を得意とした。享保7年死去。前名は柴崎林之助。

柴崎林左衛門(3代) しばさき-りんざえもん

浅尾工左衛門(あさお-くざえもん)(2代)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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