栗杖亭鬼卵(読み)りつじょうてい きらん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「栗杖亭鬼卵」の解説

栗杖亭鬼卵 りつじょうてい-きらん

1744-1823 江戸時代後期の戯作(げさく)者。
延享元年生まれ。もと武士。絵画,狂歌,連歌,俳諧(はいかい)をたしなみ,諸国遍歴寛政の末ごろ遠江(とおとうみ)日坂(静岡県掛川市)でたばこ屋をいとなみ,絵師,読み本作者として知られた。文政6年2月23日死去。80歳。河内(かわち)(大阪府)出身。別名に平昌房,伊奈文吾,大須賀周蔵。著作に「長柄長者黄鳥墳(ながらちょうじゃうぐいすづか)」「東海道人物志」など。
格言など】世の中の人とたばこのよしあしは煙となりて後にこそしれ

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む