精選版 日本国語大辞典 「栗飯」の意味・読み・例文・類語 くり‐めし【栗飯】 〘 名詞 〙 栗の実を酒や醤油などで味つけし、たいた飯に混ぜ合わせたもの。また、栗の実を入れてたいた飯。くりのめし。栗ごはん。《 季語・秋 》 〔俳諧・手挑灯(1745)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「栗飯」の意味・わかりやすい解説 栗飯くりめし 飯を炊くときに栗を加えたものをいう。栗は上皮をむき、渋皮をさっと焼くとたやすくむける。もう一つの下ごしらえの方法は、栗の上皮、渋皮をむいて小さく切り、みょうばん水に入れてあくを抜く。栗は米の量の3割くらいが適当である。材料は4人前として米3カップ、栗180グラム、酒大さじ2、しょうゆ小さじ2、塩少々を用意する。釜(かま)に水4カップ強と調味料、だし昆布少々を加えて火にかけ、沸騰したら米と栗を入れ、底からかき混ぜて平らにして真ん中をすこしくぼませて炊き上げる。[多田鉄之助][参照項目] | クリ 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例