デジタル大辞泉
「校勘学」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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こうかん‐がくカウカン‥【校勘学】
- 〘 名詞 〙 考証学の一つ。正確な原文を得るために経籍数種の異本を比較考証して研究するもの。その方法として、古写本、古版本、古類書引用の文、古注、金石、文法・句法、古韻などによって推論、帰納をする。中国では古く漢の劉向に起こり、清代最も盛んとなった。日本では荻生徂徠とその門下狩谷棭斎などの間で行なわれた。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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世界大百科事典(旧版)内の校勘学の言及
【考証学】より
…また古典には,印刷や流伝の過程で誤脱を生じ,解読が困難になっているものがある。これを正すために校勘学が発展し,古典のテキストの考証と復元が行われた。この校勘は,儒教以外の諸子にも及び,諸子学研究の端緒を開いた。…
※「校勘学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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