デジタル大辞泉
「株札」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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かぶ‐ふだ【株札】
- 〘 名詞 〙 江戸時代、株仲間の構成員としての権利、義務を示す札。普通は木札で焼き印があり、幕府か藩が渡すものと、株仲間の役員が出したものとがあった。
- [初出の実例]「文化十癸酉年十組問屋と共に仲間総人員へ株式を定め、即ち株札を附与せらる」(出典:日本財政経済史料‐三・経済・商業・問屋(1813))
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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株札
かぶふだ
1から 10までの札4組に,特別な札2枚 (白札と鬼札) を入れた計 42枚で遊ぶ賭博的遊戯。めくりかるたの1種。俗に「追丁 (追帳) かるた」とも呼ばれる。遊び方は手札とめくり札を合せて,末尾の数字が9あるいは最もそれに近い者を勝ちとする。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の株札の言及
【かぶ】より
…天正かるたの4種のマークのうち1種をとって,全部の札が一つの図柄で統一されている。地方により種々作られたが,おもに近畿地方で使用されている〈株札(かぶふだ)〉が,今日ではもっとも一般的で,1から10までの札が各4枚ずつ合計40枚からなる。代表的な遊び方に〈おいちょかぶ〉があり,親が表向けに並べた4枚の場札に子が点を張り,さらに場札の下に伏せた札と張った札との合計数の終りの数字が得点となる。…
※「株札」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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