桐竹亀松(読み)キリタケ カメマツ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「桐竹亀松」の解説

桐竹 亀松(4代目)
キリタケ カメマツ


職業
文楽人形遣い

専門
人形浄瑠璃

肩書
文楽座人形部代表

本名
岩田 作太郎

別名
前名=吉田 文作

生年月日
明治38年 12月10日

出生地
大阪府 大阪市

学歴
高小卒

経歴
大正5年3代目吉田文五郎に入門、文作と名乗る。7年「心中天網島」で初舞台。昭和17年4代目亀松を襲名。「壇浦兜軍記」の阿古屋、「本朝廿四孝」の八重垣姫などの女形ほか、「絵本太功記」の光秀役などの大きい立役もこなし、きまりの形が美しく、輪郭の大きい芸風で知られた。

没年月日
昭和63年 8月20日 (1988年)

家族
二男=桐竹 一暢(文楽人形遣い),孫=桐竹 一輔(文楽人形遣い),吉田 一嘉(文楽人形遣い)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「桐竹亀松」の解説

桐竹 亀松(4代目)
キリタケ カメマツ

大正・昭和期の文楽人形遣い 文楽座人形部代表。



生年
明治38(1905)年12月10日

没年
昭和63(1988)年8月20日

出生地
大阪市

本名
岩田 作太郎

学歴〔年〕
高小卒

経歴
大正5年3代目吉田文五郎に入門、文作と名乗る。7年「心中天網島」で初舞台。昭和17年4代目亀松を襲名。「壇浦兜軍記」の阿古屋、「本朝廿四孝」の八重垣姫などの女形のほか、「絵本太功記」の光秀役などの立役もこなし、幅広い芸風で知られた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「桐竹亀松」の解説

桐竹亀松(4代) きりたけ-かめまつ

1905-1988 大正-昭和時代の人形浄瑠璃(じょうるり)の人形遣い。
明治38年12月10日生まれ。大正5年3代吉田文五郎に入門,吉田文作を名のり,7年「心中天網島」で初舞台。昭和17年4代を襲名。「壇浦兜軍記」の阿古屋,「本朝廿四孝」の八重垣姫などを得意とした。文楽座人形部代表。昭和63年8月20日死去。82歳。大阪出身。本名は岩田作太郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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