桑原万寿太郎(読み)クワバラ マスタロウ

20世紀日本人名事典 「桑原万寿太郎」の解説

桑原 万寿太郎
クワバラ マスタロウ

昭和期の動物生理学者 九州大学名誉教授;岡崎国立共同研究機構基礎生物学研究所名誉教授。



生年
明治42(1909)年10月15日

没年
平成10(1998)年2月17日

出生地
東京

学歴〔年〕
北海道帝国大学理学部動物学科〔昭和8年〕卒

学位〔年〕
理学博士〔昭和24年〕

主な受賞名〔年〕
産経児童出版文化賞(第2回)〔昭和30年〕「ミツバチの世界」,日本動物学会賞〔昭和35年〕,毎日出版文化賞〔昭和38年〕,紫綬褒章〔昭和48年〕,勲二等旭日重光章〔昭和55年〕

経歴
昭和19年北海道帝国大学理学部助教授、24年九州大学理学部教授学部)、39年理学部長、48年退官、名誉教授。同年上智大学教授、52年国立生物科学総合研究機構基礎生物学研究所所長、56年岡崎国立共同研究機構長兼基礎生物学研究所長、58年同名誉教授。日本動物学会会長、日本学術会議会員なども歴任著書に「帰巣本能」「動物と太陽コンパス」「動物の体内時計」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「桑原万寿太郎」の解説

桑原万寿太郎 くわばら-ますたろう

1909-1998 昭和時代の動物生理学者。
明治42年10月15日生まれ。昭和24年九大教授となる。48年上智大教授。52年国立基礎生物学研究所長,56年岡崎国立共同研究機構長をかねた。ミツバチなど昆虫感覚行動の研究で知られる。日本動物学会会長。平成10年2月17日死去。88歳。東京出身。北海道帝大卒。著作に「動物と太陽コンパス」「動物の体内時計」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「桑原万寿太郎」の解説

桑原 万寿太郎 (くわばら ますたろう)

生年月日:1909年10月15日
昭和時代の動物生理学者。九州大学教授;岡崎国立共同研究機構基礎生物学研究所所長
1998年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android