デジタル大辞泉
「小粒」の意味・読み・例文・類語
しょう‐りゅう〔セウリフ〕【小粒】
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
Sponserd by 
こ‐つぶ【小粒】
- 〘 名詞 〙
- ① ( 形動 ) つぶの大きさが小さいこと。また、そのもの。そのさま。
- [初出の実例]「さんせうは小粒(コツブ)なれどもからし」(出典:俳諧・毛吹草(1638)二)
- ② ( 形動 ) からだ、かたちが小さいこと。また、その人。あるいは、そのようなさま。
- [初出の実例]「小つぶな男も陽気を受けて和歌をさゑづる」(出典:浄瑠璃・雪女五枚羽子板(1708)中)
- ③ ( 形動 ) 度量やスケールなどが小さいこと。また、そのさま。
- [初出の実例]「それは、いかにも小粒ではあるが、若いゾラが〈略〉『ルウゴン・マッカアル叢書』をひっさげて、登場していった〈略〉のと、類比できるかもしれない」(出典:前期自然主義文学(1949)〈瀬沼茂樹〉二)
- ④ 江戸時代、上方で、豆板銀(まめいたぎん)をいう語。露(つゆ)。
- [初出の実例]「名もこそあれこちから小粒(こツブ)をうしなはするやうな仕懸じゃさればいの」(出典:評判記・難波の㒵は伊勢の白粉(1683頃)三)
- ⑤ 「こつぶきん(小粒金)」の略。
- [初出の実例]「封付(ふうつき)の金五百両、小つぶ七百ほど」(出典:仮名草子・元の木阿彌(1680)上)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 
出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報
Sponserd by 