デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「桜井熊太郎」の解説 桜井熊太郎 さくらい-くまたろう 1864-1911 明治時代の弁護士。元治(げんじ)元年生まれ。内務省にはいり,拓殖務省にうつる。明治32年退官して弁護士となる。娼妓の廃業問題,足尾鉱毒事件について論じ,38年には日露戦争の戦後処理を非難して世論にうったえた。明治44年3月1日死去。48歳。備中(びっちゅう)(岡山県)出身。帝国大学卒。号は禿山,不苟軒,高梁。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例