精選版 日本国語大辞典 「桜山」の意味・読み・例文・類語 さくら‐やま【桜山】 〘 名詞 〙 桜の木の多くはえている山。《 季語・春 》[初出の実例]「さくらやまちるべきはなもなかりけりあらきかぜだにふかぬよなれば」(出典:江帥集(1111頃)) さくらやま【桜山】 姓氏の一つ。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
日本歴史地名大系 「桜山」の解説 桜山さくらやま 京都府:中郡峰山町峯山町桜山桜尾(さくらお)、桜尾山ともいう。吉原(よしわら)の東、四軒(しけん)・不断(ふだん)との境にある小丘で、現峰山小学校の北側にあたる。明治初期に小学校用地を広げるまでは、家中町の表町(おもてまち)(現吉原)と不断町(ふだんまち)の間に丘は長く突き出していた。「丹後旧事記」は「配所日記曰」として、「吉原の郷嶺山の城外に正源寺大炊介が出張あり、天正十一年の春吉野の桜苗を移し植たりしも今は花の盛り妙へなると伝へて」と記し、<資料は省略されています>と文化(一八〇四―一八)頃の様子を書きとめる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by