梶川蒔絵(読み)カジカワマキエ

デジタル大辞泉の解説

かじかわ‐まきえ〔かぢかはまきヱ〕【×梶川×蒔絵】

江戸幕府の御用蒔絵師の梶川家代々の作品。彦兵衛・久次郎らが名手として知られ、特に印籠蒔絵にすぐれていた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

梶川蒔絵
かじかわまきえ

江戸時代の蒔絵師の一派。寛文(かんぶん)~天和(てんな)年間(1661~84)ころに蒔絵の名手の彦兵衛が徳川家に仕えて以来、その門弟の久次郎が後継者となり、精巧な印籠(いんろう)蒔絵で名をなした。のち子孫とその一派は、ほかの幸阿弥(こうあみ)や古満(こま)などの各派に伍(ご)して活躍し、その作品を梶川蒔絵とよんだが、この家系に属したものに、文龍斎、与四郎、常寿、良延、清左衛門が主として印籠に名を記しているが、その詳細な伝記はない。[郷家忠臣]

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世界大百科事典内の梶川蒔絵の言及

【梶川久次郎】より

…故に其価甚貴し〉とあり,精妙な印籠蒔絵を得意とした。世にこの家系に属する蒔絵師の作を梶川蒔絵と呼ぶ。その家系に梶川文竜斎,梶川与四郎,梶川良延などがいたが,その伝記は明らかでない。…

※「梶川蒔絵」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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