棒振り(読み)ボウフリ

デジタル大辞泉 「棒振り」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐ふり【棒振り】

棒を振ること。
指揮棒を振るところから》オーケストラ指揮者のこと。
江戸時代幕府両番および大番が勤めた江戸市中の巡察
[類語](2指揮者コンダクター楽長

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精選版 日本国語大辞典 「棒振り」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐ふり【孑孑・棒振】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ぼうふら(孑孑)季語・夏 》
    1. [初出の実例]「取わけて蚊こそ多けれ堀のはた わくや藪から棒ふりのむし〈梅盛〉」(出典:俳諧・口真似草(1656)六)
  3. ざとう(座頭)」の異称
    1. [初出の実例]「ぼうふりとごせに御そうの役ふそく」(出典:雑俳・柳多留‐一四(1779))

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