棒振り(読み)ボウフリ

精選版 日本国語大辞典 「棒振り」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐ふり【孑孑・棒振】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ぼうふら(孑孑)季語・夏 》
    1. [初出の実例]「取わけて蚊こそ多けれ堀のはた わくや藪から棒ふりのむし〈梅盛〉」(出典:俳諧・口真似草(1656)六)
  3. ざとう(座頭)」の異称
    1. [初出の実例]「ぼうふりとごせに御そうの役ふそく」(出典:雑俳・柳多留‐一四(1779))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む