森上遺跡(読み)もりがみいせき

日本歴史地名大系 「森上遺跡」の解説

森上遺跡
もりがみいせき

[現在地名]中里村田沢 高道山

清津きよつ川右岸に位置する。高道山こうみちやま集落の南西側端部で、清津川河床との比高五〇メートル、標高二八〇メートル。同川によって造成された段丘のうち、豊富な湧水線をもつ低位段丘面にあたる。通称桔梗ききようヶ原。昭和三四年(一九五九)に竪穴住居跡一が確認され、同四七―四八年に圃場整備事業に伴う緊急発掘調査が行われた。住居跡とみられるもの三〇、六形式に分類される炉跡二〇基と大量の土器・土製品・石器が検出された。完掘された住居跡は二つあり、二五号住居跡における石囲み箕形炉は、津南つなんおきはら遺跡にみられる馬蹄形炉跡で、両翼が角になって延び、炉地は偏平礫を三重に配列した大型炉である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む