森向山古墳群(読み)もりむかいやまこふんぐん

日本歴史地名大系 「森向山古墳群」の解説

森向山古墳群
もりむかいやまこふんぐん

[現在地名]山東町森 向山

山東盆地の南部、円山まるやま川の支流与布土ようど川左岸の台地上に位置する。弥生時代後期から中世に至る複合遺跡で、中心をなすのは古墳時代。昭和六〇年(一九八五)調査、竪穴住居跡が一一基確認されているが、古墳の築造によってほとんどが削平されている。弥生時代のものは円形、古墳時代のものは方形。古墳群は一五基からなる。最も古い時期のものは四世紀末ないし五世紀初頭で、石棺と二棺並列の木棺とを主体とする。遺物鉄鏃と土師器壺。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む