デジタル大辞泉 「森浩一」の意味・読み・例文・類語 もり‐こういち〔‐カウイチ〕【森浩一】 [1928~2013]考古学者。大阪の生まれ。同志社大教授。考古学と歴史学を結びつける古代学の見地から、古代地域文化の実証に尽力。三角縁神獣鏡の国産説を唱えたほか、陵墓に指定されている古墳を所在地名で呼ぶことを提唱するなど、古代社会の新しい見方を提示した。著作に「古墳の発掘」「巨大古墳の世紀」「地域学のすすめ」など。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「森浩一」の解説 森浩一 もり-こういち 1928-2013 昭和後期-平成時代の考古学者。昭和3年7月17日生まれ。昭和23年同志社大在学中に学生考古学研究会(のち古代学研究会)を設立し,翌年雑誌「古代学研究」を創刊。47年同志社大教授。考古学と歴史学をむすびつける古代学の確立をめざした。24年南方熊楠賞。平成25年8月6日死去。85歳。大阪府出身。著作に「古墳の発掘」「巨大古墳の世紀」「考古学と古代日本」「記紀の考古学」,編著に「日本の古代」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例