森田長助(読み)もりた ちょうすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「森田長助」の解説

森田長助 もりた-ちょうすけ

1617-1679 江戸時代前期のシャム通事。
元和(げんな)3年生まれ。武蔵(むさし)の人。寛永4年(1627)シャム(現タイ)にわたり,山田長政につかえる。鎖国令により帰国して長崎すみ,明暦2年シャムの使節船がきたとき国書の翻訳を命じられた。以後シャム通事となり,子孫がその職を世襲。延宝7年死去。63歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android