植村角左衛門(読み)うえむら かくざえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「植村角左衛門」の解説

植村角左衛門 うえむら-かくざえもん

1739-1822 江戸時代中期-後期の殖産家。
元文4年生まれ。越後(えちご)古志郡栃堀村(新潟県栃尾市)の庄屋。天明3年の飢饉(ききん)をきっかけに養蚕と紬(つむぎ)織りの改良につとめる。のち独自の縞(しま)紬を完成,製品は栃尾紬として江戸,大坂などにも出荷された。文政5年10月24日死去。84歳。名は貴渡(たかのり)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android