植田寿蔵(読み)ウエダ ジュゾウ

20世紀日本人名事典 「植田寿蔵」の解説

植田 寿蔵
ウエダ ジュゾウ

大正・昭和期の美術評論家 京都大学名誉教授



生年
明治19(1886)年3月11日

没年
昭和48(1973)年11月27日

出生地
京都府綴喜郡普賢寺村(現・田辺町)

学歴〔年〕
京都帝国大学文科大学哲学科〔明治44年〕卒

学位〔年〕
文学博士

経歴
三高時代に美学研究を決意し、京都帝大で美学を学ぶ。大正8年京都帝大講師、11年助教授就任。14年から2年間ヨーロッパに留学し、帰国後九州帝大教授に就任する。その間「芸術哲学」「近代絵画史論」を刊行。昭和4年、京都帝大教授に就任し、21年の退官後は名誉教授となる。その他の著書に「芸術史の課題」「日本の美の論理」「絵画における南欧北欧」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「植田寿蔵」の解説

植田寿蔵 うえだ-じゅぞう

1886-1973 大正-昭和時代の美学者,美術史家。
明治19年3月11日生まれ。母校京都帝大の助教授をへて昭和2年九州帝大教授。4年京都帝大教授。昭和48年11月27日死去。87歳。京都出身。著作に「近代絵画史論」「芸術の論理」「絵画の論理」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「植田寿蔵」の解説

植田 寿蔵 (うえだ じゅぞう)

生年月日:1886年2月26日
大正時代;昭和時代の美術評論家。京都帝国大学教授;九州大国大学教授
1973年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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