椰子油(読み)ヤシユ

デジタル大辞泉 「椰子油」の意味・読み・例文・類語

やし‐ゆ【×椰子油】

ココヤシの実の胚乳コプラ)を圧搾して得られる白ないし淡黄色脂肪成分ラウリン酸などのグリセリドで、石鹸せっけんマーガリンなどの原料とする。コプラ油。→パームオイル

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精選版 日本国語大辞典 「椰子油」の意味・読み・例文・類語

やし‐ゆ【椰子油】

  1. 〘 名詞 〙 ココヤシの果実の胚乳(はいにゅう)を搾った油。特殊なにおいのある、白色または淡黄色の脂肪。主成分ミリスチン酸など低級脂肪酸を多く含み、融点は二五度前後。石鹸(せっけん)・ろうそくの製造、マーガリンなどの食用脂、防虫その他に用いる。やしあぶら。〔書言字考節用集(1717)〕

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