楊烱(読み)ようけい

百科事典マイペディア 「楊烱」の意味・わかりやすい解説

楊烱【ようけい】

中国,初唐の詩人。陝西省の人。幼少から聡明。博学文章巧み,華麗な文辞を得意とし,王勃(おうぼつ)・盧照鄰(ろしょうりん)・駱賓王(らくひんのう)と合わせて〈四傑〉と称された。676年に進士にあげられたが,官吏としては過酷で,配下が意の通りにしないと鞭打って殺したりした。詩集は《楊盈川(えいせん)集》10巻。

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