楊烱(読み)ようけい

精選版 日本国語大辞典 「楊烱」の意味・読み・例文・類語

よう‐けいヤウ‥【楊烱】

  1. 中国唐の詩人晩年に盈川県(現在の浙江省)の令となったので、楊盈川とも称される。王勃盧照鄰駱賓王とともに、初唐の四傑の一人に数えられる。著に「盈川集」がある。生没年未詳。

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百科事典マイペディア 「楊烱」の意味・わかりやすい解説

楊烱【ようけい】

中国,初唐の詩人。陝西省の人。幼少から聡明。博学文章巧み,華麗な文辞を得意とし,王勃(おうぼつ)・盧照鄰(ろしょうりん)・駱賓王(らくひんのう)と合わせて〈四傑〉と称された。676年に進士にあげられたが,官吏としては過酷で,配下が意の通りにしないと鞭打って殺したりした。詩集は《楊盈川(えいせん)集》10巻。

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