楠田匡介(読み)くすだ きょうすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「楠田匡介」の解説

楠田匡介 くすだ-きょうすけ

1903-1966 昭和時代後期の小説家
明治36年8月23日生まれ。女学校教師,刑務所面接委員などをへて,昭和23年作家生活にはいる。密室推理物から犯罪小説に転じ,脱獄トリックをあつかった「脱獄を了えて」「沼の中の家」で知られる。時代物も手がけた。昭和41年9月23日交通事故で死去。63歳。北海道出身。本名は小松保爾(やすじ)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android