コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

楯山登 たてやまのぼる

4件 の用語解説(楯山登の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

楯山登
たてやまのぼる

[生]1876
[没]1926
箏曲家。本名増田重蔵。初名栄寿。楯崎検校と楯沢勾当に師事。 1893年以降作曲活動をし,大阪の明治新曲運動を代表。『凱旋ラッパの曲』『金剛石』『水は器』『新巣籠』『鶴亀』ほか,『時鳥の曲』以下『楯山十二曲』など多作家。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

楯山登 たてやま-のぼる

1876-1926 明治-大正時代の地歌・箏曲(そうきょく)家。
明治9年4月生まれ。生田流。楯崎検校(けんぎょう),楯沢勾当(こうとう)にまなび,明治22年楯山栄寿を名のる。明治新曲の代表的作曲家で,左手の和音伴奏をもちいた曲は「ツルシャン物」とよばれた。大正15年5月22日死去。51歳。大阪出身。本名は増田重蔵。代表作に「凱旋ラッパの調」「時鳥(ほととぎす)の曲」など。

出典|講談社
デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて | 情報 凡例

朝日日本歴史人物事典の解説

楯山登

没年:大正15.5.22(1926)
生年:明治9.4(1876)
明治大正期の大阪の地歌箏曲家。本名増田重蔵。5歳ごろに失明,8歳のとき楯崎検校に入門。師の没後,楯沢勾当増一に師事。明治22(1889)年楯山栄寿を名乗る。大正2(1913)年まで私立大阪盲唖院(大阪市立盲学校)教諭。明治期に特に大阪で盛んに作曲された新しい箏曲(明治新曲)の代表的作曲者のひとりで,左手の和音伴奏を用いたいわゆる「ツルシャン物」といわれる曲の作者として知られる。和歌をよくし,自作の詞の作曲も多い。代表作に「時鳥の曲」「金剛石」「凱旋ラッパの調べ」「新巣籠」などがある。

(千葉潤之介)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
朝日日本歴史人物事典について | 情報

世界大百科事典 第2版の解説

たてやまのぼる【楯山登】

1876‐1926(明治9‐昭和1)
大阪の地歌・箏曲家。本名増田重蔵。楯井検校門下の楯沢勾当(こうとう)の弟子。明治新曲の代表者で,左手で和音式伴奏を行う〈ツルシャン物〉の作曲で有名になり,以後ツルシャン物は全国的に流行する。和歌にも長じ,自作の詞も多い。代表曲に《時鳥(ほととぎす)の曲》《金剛石》がある。門下に楯繁一栄(1886‐1973),楯城護(1904‐84)がおり,大阪における地歌・箏曲の伝承系統の一つである中筋の一派である楯筋の芸系を継承している。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
世界大百科事典 第2版について | 情報

楯山登の関連キーワード秋月の乱スラブ音楽島木赤彦ジュウェット大正天皇昭和イギリス映画小作争議文芸時代ロダン

今日のキーワード

百条委員会

地方自治体が議決により設置する特別委員会の一つ。名称は「地方自治法第100条」に基づく。百条委員会は、地方公共団体の事務に関する調査を行い、関係者への聞き取りや記録の提出を請求、拒否した者には罰則が科...

続きを読む

コトバンク for iPhone